『路上』を読み終わったこともあり、こちらの記事をまず旧ブログから引っ越ししてきました。
ケルアック、という単語から出会った本です。
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<2013年7月29日 23時32分の記事です>
オススメの本はないかと、友人に尋ねたところ「ケルアックがいい、ぶっ飛んでて」と言われ、すぐにKindleさんで購入したのがこれでした。
※申し訳ありません。
この詩集、『岩本知明』さんという方の著書でした! 大変失礼致しました……。
こちらに関しては記事最後尾に記載してありますので、そちらを御覧ください。
詩集、というべきか。
とにかくぶっ飛んでいて、支離滅裂で、とてつもない勢いと憤りと嘲笑と反逆がある。
なんだかよくわからないけど、なんだこれ、すごく爽快!
というのが感想でした。
大好きなnirvanaのアルバムの、和訳を読んでいた高校生の時の気分でした。
散文的で、正直意味なんてちっともわからないのに、何か刺さるものがある――
そう、この時点で、私はケルアックという人物をきちんと知りませんでした。
ジャック・ケルアック――
アメリカの小説家・詩人で、ビートニク(ビート・ジェネレーション)を代表する作家の一人。
親友であった作家のウィリアム・バロウズや、ニール・キャサディ、アレン・ギンズバーグらと共にアメリカ中を放浪してまわった経験から、大半の著書は誕生したと言われ、代表作『路上』は、ヒッピーなどの間で多くの愛読者と熱狂的な信奉者を生み、一気にアメリカのカウンターカルチャーの代表となった。
アメリカのロックバンド、ドアーズのジム・モリソンやボブ・ディランなどのミュージシャン達にも影響を与えた。
――Wikipediaより
これを読んで、おいおいおい!と。
なんだ、めちゃめちゃ私の畑の人じゃないの……!と。
バロウズと言えば、カート・コベイン。
それこそWikipediaのバロウズの項にもその名前が出てくるくらい、リスペクトしていた人物です。
直接繋がってはいないけれど、私の抱いた感想もあながち間違えてはいなかったのか……と。
なんというか、世間って狭いね!(ちょっと違うか)と思ったのでした。
そして目下、その『路上』を読んでおります。
思ったより長くて、ちびちび読んでいるのですが、なんと。
『グレート・ギャッツビー』しかり、最近こういう偶然が多いのですが、映画化するそうです!
8月公開だそうで、これは絶対に見に行く予定です!(グレート・ギャッツビーも見に行かなきゃ……)
というわけで、それまではなんとしても読了したいのですが、翻訳本って、やっぱり読むの時間かかりますね……苦笑
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<2013年08月02日 追記>
申し訳ありません。
この詩集、岩本知明さんという方の著書でした! 大変失礼致しました……。
ただ、内容は素晴らしいのは確かです! この訳ぶっとんでるなー、死ぬほどネイティブな人がやったのだろうと思っていたのですが、きちんと日本語で考え、書かれたものだったのですね……。
お恥ずかしいかぎりです……。
岩本さんは、ケルアックを尊敬されてらっしゃるということで、この記事、気分は害されていないという雰囲気らしく、ほっと胸を撫で下ろしております。
岩本さんの代理の方よりご連絡頂きましたが、岩本さんのお人柄が伺える内容で、恐縮至極でございます。
岩本さんの他の作品も是非読んで見たいと思っているのですが、私が調べた限りだとたどり着けませんでした。
情報ご存知の方おりましたら、教えてほしいです!
この度は、著者様のお名前を誤解したまま記事を掲載してしまい、誠に申し訳ございませんでした。
岩本知明さんの今後のご発展を、心より願っております!
新作、楽しみにしております!
ピンバック: 『XPLOSIVE SUITE』-岩本知明- を、読みました。その二。 | あおいはる。