久しぶりに大きな会場でライブを見てきました。
the pillowsです!
来年でなんと結成25周年迎える、大、大、大ベテランです!
行ってきたのは、Zepp Tokyo。
the pillows TOUR 2013 “LOSTMAN GO TO CITY”のファイナルです。
一緒に行った友人から聞いた話では、毎年年末くらいにやっている、シングルを発売した時に行うツアーだそうです。
シングル曲は必ずやるけれど、それ以外は、普段のアルバムツアーではやらない曲が聞ける、人気のツアーなのだということでした。
私は俄然『インスタントミュージック』狙いでしたが、そちらは聞けませんでした……笑
でも本当に素晴らしいライブでした!
pillows、ちょっとの間休んでいたんですよね。
20年以上も活動しているんです。なにかないわけ無いと思います。
でも、こうしてまた戻ってきてくれた。
山中さわおさんのアンコール後のMCが全てだと思うんですが、またきちんとpillowsをやる理由を胸に、皆さんステージに立ってくれたんだなと、思いました。
安定の演奏と、愛にあふれたバスターズ(pillowsファンのこと)の一丸となった盛り上がり、いつ見ても圧巻です。
(私は二階席で座りながらじっくり見させて頂きました)
さわおさんの面白いながらも、緊張感の溢れるMC。
さわおコールが起きながらも、しばらくすると会場が静まり返る感じ、バスターズは教育されているな、と思いました笑
知らない曲は数曲で、あとは全部知っていたので、ばっちり楽しめました。
特に、印象に残ったのは『都会のアリス』ですね。
MVに出演しているアリス役とトランプ役の子が登場、子どもとは思えない激しいダンスを披露していました!
小学校3年生くらいじゃないかなぁ……?
二人共かわいい衣装なのにサングラスで、とにかくバキッバキに踊ってました。
なんでも、EXILEのスクールの子達なのだそうです。
さわおさんも、生で見るとなかなかすこいでしょう?的な事を言ってましたが、まさに圧巻でした。
子供ができたらダンス習わせたいな……。
踊れるようになったら撮影して、モデリングして、MMDで私が作ったキャラクターを踊らせよう!
……と一人で妄想しておりました。
そしてダブルアンコールの最後は、不朽の名曲『ハイブリットレインボウ』でした。
ベタですみません、もぐりと言われるかもしれないですが、この曲が一番好きなんです。
ちなみにアルバム8割持ってるんでもぐりじゃないよ!
曲も素晴らしいけれど、歌詞が本当に、好きなんです。
pillowsは、本人達も語るように、けして順風満帆だったバンドではありません。
長くつらい時期を経て、今、真の意味で日本を代表するロックバンドだと思います。
さわおさんのストイックさ、音楽に対する真摯な姿勢は本当に尊敬できます。
そんな彼の想いが、本当に詩世界には反映されていて。
ハイブリットレインボウは、そんなつらい時期の曲だったんだろうなと思います。
でも、けして諦めず前を向き続けたpillowsだからこそ、この曲は本当の意味で輝いているし、それに救われる人達が沢山いるんだろうなと思います。
さわおさんのギターと、「Can you feel?」と会場に呼びかける、いつもの光景。
二回目の「Can you feel!?」で、バンドの演奏が始まる……。
優しく静かに包み込むようなメロディから、爆発的に明日に向かうサビ、会場にあふれる高揚感。
いつ聞いても、素晴らしい曲です。
Can you feel?
Can you feel that hybrid rainbow?
ここは途中なんだって信じたい
I Can feel.
I Can feel that hybrid rainbow.
昨日まで選ばれなかった僕らでも
明日を持ってる
-the pillows『ハイブリットレインボウ』 作詞/作曲 山中沢男 より抜粋-
また、来たいな。
明日へのパワーを頂きました。
the pillows、ありがとうございました。
これからも応援しています!
来年は、25周年ということで、トリビュート・アルバムを始め、企画が盛り沢山だそうです!
是非一度、聞いてみてくださいね。