ご挨拶が遅くなってしまいましたが、あけましておめでとうございます。
さて、予てよりお話しておりました、私の「お仕事」のお話ですが。
先月12月27日をもって退職いたしました。
落ち着いてからお話しようと思っている間に年を超え、正月の魔力に絡め取られて今に至ります。
退職したお仕事については、またいつか語ろうと思います。
一つ述べるとするならば、私の「今後のお仕事」に当たってのスキルを身につけることができた場でもありますし、これからも続いていくであろうというつながりができた場でもあり、新しい人生を考えることができた場でもありました。
最近登場する「師匠」はこの職業の先輩であり、文字通り人生の師匠です。
師匠も1月末で退職し、独立されるということで、今後は一緒に何かを作る機会も多々あると思います。
どこかでご紹介できたらなぁと、思っています。
私は今、実家におります。
フリーランスとして生きていくにあたって、幸いなことにすでにお仕事を頂ける先があるのですが、やっぱり最初のうちは不安ということで、帰ってきました。
故郷も両親も愛していますが、戻ってくることはないだろうなぁと思って上京していた私としては、まさか自ら帰るという日が来るとは思っていませんでした。
PC一台で仕事ができてその対価が得られると分かった瞬間から、「場の呪縛」のようなものから一瞬で開放されたのは事実です。
私が年齢を重ねたせいもあるかもしれませんが、拘りって、案外あっさり抜け落ちる瞬間が来るんだなって、思ったのでした。
拘りを否定しているわけではなく、「譲れないもの」と「実は譲れるけど意地になっているもの」は違って、後者はすっと消えるタイミングがあるのかもしれない、ということです。
秋田の雪深い街で、お蕎麦を食べたり、お蕎麦を食べたり、お蕎麦しか食べてない気がしてきました。あれ……。
実家の食事は質素です。
もう両親がいい年で、昔からそういうお家でしたが、おせちもお雑煮もお餅も食べておりません。
全然平気です、そういうものだと思って育ったので。
すっごくボロ屋で、お風呂は足が伸ばせなくて、ボットン便所と呼ばれる非水洗のトイレですが、ここは気兼ねなくのんびり出来る私の家なんだなぁと、しみじみしているのです。
のんびりしすぎて、時間的に超余裕な原稿を駆け込みで仕上げるという事態も発生しましたが、今後はこの緩い雰囲気と日々戦っていかねばならないので、早くも洗礼を受けた気分です。
これからは毎日ブログを更新するぞ!
……と言いたいところですが、すでにありがたーーい仕事が待ち受けており、あんまり大きなことを言うと自分の首を締めそうなので、2014年も変わらずマイペースで更新してまいります。
こんな私の、不定期な記事を読み来てくれるあなたにも、良い一年が訪れることを祈念して、年頭のご挨拶を締めさせて頂きます。
本年も、綾瀬みうとその活動を、どうぞよろしくお願い致します。