最近一日がとても早く感じます。
この書き出しを書いた今、PCの時計はちょうど0:00を刻みました。
いつもなら、「そろそろ配信はじめなきゃ、また寝るのが遅くなるな」と思いはじめる時間です。
そうです。ayaseは令和2年1月1日より、配信者になりました。
Mirrativというアプリであり配信プラットフォームで「miumiu」という名前で。ユーザー名でかわいこぶるなって? ごめんなさい、反省してます。
もうすぐはじめて2ヶ月が経とうとしていますが、だいぶ慣れてきました。
前は、配信開始を押すたびにしたものですが、近頃ではさくっと始められるようになりました。成長。しかし可愛げはロスト。
ただ、次の目標はYouTubeにコンテンツをUPすることです。
いわゆる、YouTuberというやつに、私はなるのです。本当です。そう決めたのです。準備中です。
なんでまた、そんなことをと思われるかと思います。
いいえ、違う。誰もそんなことは思っていないでしょう。
当然です。誰も私のことなんて、知らないのですから。
コミケに参加をしていた数年前、私は毎日のように真面目にブログを書き、Twitterをし、活動めいたことをしていましたが、全くの無名でした。
誰にも、届いていなかったからです。
道端にメッセージを残しても、ほとんどの人が気づかないように、作品や発言をWEBに置いておいたって、誰も見向きもしないのです。
それを拾って、駅前の看板にでも誰かが張ってくれたら別でしょう。
ただ、それを待つのはあまりにも不毛というもの。
そんなこと、わかっていると思っていました。
でも、まったくわかっていなかったなと思います。
心のどこかで、地道にやっていれば誰かが振り向いてくれると思っていたのでしょう。情けない限り。
ここで、ではプロモーションとはという話を!
……しません。まあ、この手の問題はそういう話に帰結していくんですけど結局は。
今日したい話はそれではありません。
私、ayase miuには人生があって、生まれて今日まで築いた価値観があって、性格があって、少なからずの実績があります。
好きなものがあって、嫌いなものもいくつかあり、得意なことがあるけれど、苦手なことも当然あります。
そして、夢もある。
でも、そんなことは誰も知らないし、おそらく知りたいとも思っていない。
それは、その人たちにとって私が、何者でもないからです。
生きていく上であまりに関係がなく、関心がない、どっかの誰かさんだからです。
だからまず私は、何者かにならなければならない。
興味を持っていただき、知っていただき、あわよくば好きになっていただき、応援したいと思える個性にならなければ。なりたい。
その先にやっと、スタート地点があるのです。
耳を傾け、体を向け、お前の話を聞いてやると思ってもらうことでやっと、私という人間はそのすべてをコンテンツにすることができる。
これから生まれるかもしれない作品を手にとっていただき、愛していただくために、私はもう一度、いや初めてしっかりとayase miuにならなければならないと思ったのです。
……結局、やっていることは地道です。でもそれが正常。
お仕事では一晩にして数字がエベレストのような急勾配と標高を描くさまを何度も見てきました。
でも、一個人が起こす行動にそんな奇跡は伴いません。
そもそも、人様に好きになっていただくなんてことがそんな簡単なはずもなく。
ましてや一日で数百人もファンが増えるなんてことは滅多にないのです。
付け加えて言うならば、そんな出来事があったって、その数百人って本当にファンなんだっけ、とも思ったりします。
JCでもJKでもJDでもOLでもないので華も武器もなく、顔出しするほどのルックス戦闘力もなく、かわボでもなく、なんなら一丁前にフリーランスを7年やっている可愛げ0、ぴえんのぴの字もない根性だけは人並みよりちょっとある何かな私ですが、夢があります。大事なことなので二回言いました。
それを叶えるために、私はayase miuとして何者かになる必要性を強く感じているのです。
これが、私が配信者になった理由です。
以上、今日たぬきを見かけてかわいいなーと写真を撮ったんですが、帰って自宅の猫姫様を見たらこの子ってばたぬきみたい! と思ったayaseでした。
みなさま、良い夢を。