山が教えてくれる7つのこと。

師「ayase,明日山登るぞ」
私「え、急!」
師「7時に高尾駅北口な」
私「理不尽」

高尾山は登ったことがあったけれど、今日は初めて陣馬山からの縦走でした。
なんで山を登ったか。
師匠が仲の良いお仲間と山を登ることになって招集されたのでした。
ぶーぶー文句を言ったところ

「何でもネタにしてみせろよ」

と、ごもっともなことを言われて言い返せなかったので、登山日記ではなくて、登山から感じたことを書いていこうと思います。

登山は人生に似ていると言われますが、まさに。
みなさんの日々にも生かせることがあるんじゃないかと思うので、ぜひ読んでみてください。

1,予定は大事。

「登山計画」というものがあります。
何時に登り始め、何時にはどこにいて、お昼はここで何時に食べ、何時には下山しています、という感じの工程表ですね。
事故や遭難に備えて、これを提出するのが万全の登山で、面倒ですがとっても大事。
師匠のご友人が完璧に立ててくれていましたが、これがあることで、ペースの早い遅い、急ぐべきかどうかなどが判断できるので、行動の指標になるんですね。

スケジューリングって、なんか難しく聞こえるし、なくてもなんとかなったりするんですが。
これがあるとないとでは大違い。
大切なのは、全体を俯瞰して見渡すことです。
自分の力を最大限に発揮するにはペース配分ってとっても大事ですからね!!

2,予定は崩れる。

でも、想定外のことがあるのが山。
ここ数日、春らしい天気が続いていて、今日も今日とて暖かかったので、快適な登山を想像していたのですが、蓋を開けてみれば……。
ところどころ凍った斜面、そして数日前の積雪と霜が溶けてぐっちゃぐちゃの地面。
氷で滑るか、泥で滑るかという二択を交互に迫られ続ける道中で、非常に体力を削られたし、タイムロスも多かったです。

私が突然登山に招集されたように、理不尽なことや予定が狂うことって日常茶飯事ですよね。
でも、ムカついてても話は前に進みません。
大事なのは、そういうことがあっても吸収する余力を残しておくことと、急な変更に臨機応変に対応する判断力と行動力。
起こったからには攻略するしかない。文句言ってても何も終わらないですからね。

3,登ったら下るし、下ったら登るし、平坦な道は続かない。

当たり前なんですけどね。山ってそういうものなので。
縦走中は、山と山を渡っていきますから。
山頂から下っても、どうせまた登るんですよ。
三角を並べてみれば誰にでもわかること。
でも、わかっててもため息出るじゃないですか。つらい。
気持ちの良い平坦な尾根道は、テンション上がってきたくらいで必ず終わりを遂げますし。
ただ、覚悟しておくと多少なりとも気分は違います。

調子が良くて右肩上がり、常にそうならいいですけど、それは絶対に続かないです。特に、急激な調子の良さはその後の落ち込みも織り込み済みみたいなもの。
永遠にいいときが続くって、何故か人は思いがち、そのあと痛い目みがちなのはなんででしょう。
反対に、落ちるところまで落ちたら上がるしかないというように、下がった分だけ上がる余地もまたあるし、結果は返ってくるものなので、悪くてもどこかで下げ止まって上がり始めるのです。
「こうなるなんて思わなかった」はあまりに都合が良すぎる。
冷静に謙虚に、状況を捉えておくことは大事です。

4,階段はいつか終わる。

山の階段はつらい。なぜって斜面に対して真っ直ぐに伸びてるから。
体への負担半端ない。近道だけどつらいのなんのって。
見ると思わず体から力が抜けるのですが、登らないと始まらないし終わらない。
登り始めさえすれば、どんなにゆっくりでも、気づけば階段は終わっています。

どんなに嫌なことでも、避けていたら始まらない。
始めさえすれば、あとはゴールに向かっているからいつかは終わるんですよね。
「仕事はやれば終わる」はそのとおりで、やらなければ永遠に終わりません。
やるしかないなら、さっさとやっちゃったほうが、結果幸せだったりします。

5,足元見てたら風景は見えない。

今日は足場が悪かったから、足元を見てしまうことが多かったけれど、山って情報量の暴力なんですよね。
空の色。木々の表情。草木の種類。鳥の声。飛び出す虫。そんなものが辺りに溢れているのですが、足元ばっかり見ていたら全然目に入ってこない。
ましてや体は疲れている。登ることだけ考えたマシンになってしまっている自分がいる。ちょっとだけ顔を上げたら、世界が広がるのにです。

目の前のことにいっぱいいっぱいになると、俯瞰して自分の道を見ることができないし、視野が狭くなることで大局が見えなくなる。
自分が進むべき方向や、本当に今やったほうがいいことって、往々にして手元には転がっていなかったりします。
視野を広げるというと、なんだか難しい気はするけれど、要は視線を上げることがまず必要なんですよね。
下ばかり見ていたら、見えるものも見えないのですから。

6.山頂の景色は途中でしかない。

山頂からの眺望、そこで食べるご飯は登山のハイライト!!
……ですが、そこで登山は終わらない。それから下らないといけないし、電車に乗らないとお家に帰れません。
お家に帰って登山道具を片付けるまでが登山です。
山頂で満足して終わった気になっていては、その後がつらいのです。

人生は続いていくもの、仕事もまた続いていくものです。
輝かしい瞬間がやってきても、そこでエンディングやエンドロールは流れない。まだまだ終わらないのです。
そこで満足したら、あとは下るだけですが、さらなる高みやより素晴らしい体験を目指して歩き続けることで、次なるハイライトにたどり着ける。
現状でお腹いっぱいになっていたら、もう終わってるようなもんなんだと自分に言い聞かせて、小さくまとまってしまわないことが大切だなと思うのです。

7,山頂で食べるおにぎりはおいしい。

山頂で食べるおにぎり、山頂で食べるカップラーメン、山頂で飲むコーヒーはおいしい。なぜか。
そう感じさせるコンディションやシチュエーションが重なってるからです。
山はカロリーの減少が目に見えるような気がします。
だからこそ気づくカロリーの大切さ。糖質制限とか信じられない炭水化物カロリーバンザイ、となるのです。

いつものこと、あたりまえのことにも意味があるし、見えない知らない輝きがあったりするものです。
マンネリや当たり前を脱出することはそんなに難しいことではない。
ちょっとした工夫、見る角度、切り口を変えることで新しいものは生まれていく。
それってとても大事で、素敵なことだと思うのです。

登山が面白いのは、やっぱり自分との向き合いだからなんじゃないかなと思います。
こんなことを登山中に考えていたのかと思い返すと、カロリーが足りなすぎて脳がバグってたんじゃないかなって気がしなくもないですが、これもまた貴重な知見を得られたということなんだと思います。

みなさんも、ちょっと日々に行き詰まったら、気軽に登れる山に行ってみるのもいいかもしれませんね。

以上、帰りに寄った温泉がピンポイントで休館日だったため、とてもやるせない気分になったのでネットニュースみたいなタイトルにした、わけではないayaseでした。



ここ数日、のお話。

秋田帰省から朝の新宿、まっすぐに職場に向かい3日ぶりの仕事をする。

そしてその夜は再び荷造り。友人の誕生日イブの企画ライブを見るために、仙台へ行ってきました。

かれこれ、一年以上振りです。懐かしい人達と会い、鼓膜が裂けるようなライブを見て、朝まで楽しく飲んで。

翌日の予定は、帰るのみだったのですが、わがままを言って松島まで足を伸ばしました。

念願だった、牡蠣の食べ放題に行ってきました!matsushima01

松島さなか市場というところです。

2500円で牡蠣汁と牡蠣ご飯と、焼き牡蠣の食べ放題セット。

焼きあがった牡蠣をトングで取り、左手には軍手をして、ナイフで殻を開ける。

熱い汁が出てきて、やけどしそうになったりしたけれど、次第に手際よく開けれるようになり、「働けるじゃん!」と友達に言われながらお腹いっぱい食べてきました。

お世辞にも身は大きいとは言えませんでしたが、まだシーズンじゃないですしね。

身が小さくても食べ放題なんですから、さして問題はありません笑

昔から、大好きなものを愚直に死ぬほど食べたいという欲求がありまして。

最近でこそ食に対する執着が薄れてきたのですが、牡蠣だけは一度お腹いっぱい食べてみたかったのです。

牡蠣といえば、19世紀統一ドイツ初代首相のオットー・フォン・ビスマルクは、一晩に生牡蠣を175個も食べたというお話がありますが、できれば50個でいいので、私も生牡蠣をたらふく食べてみたいです……。

という次のステージに胸をはせつつ、大満足でした。(最後は私しか食べてませんでした笑)

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時間の都合で、遊覧船には乗れませんでしたが、松尾芭蕉気分を少しだけ味わって、東京へ。

 

また金曜日一日だけ働いて、三連休に突入。

なんだか全く働いていなかった週でした笑

 

昨日は、職場の同僚たちと、川崎工場夜景屋形船クルーズなるものに行ってきました。

「工場萌え」なる言葉があるようですが、まさに工場っていいよね!を感じに行く屋形船の時間。

ちなみに私はそういう属性はないのですが、単純に屋形船に乗りたかったし、夜の海の上を滑るなんて素敵じゃないかと、行って参りました。

スタディ・ツーリズムというくらいですので、きれいですねー、だけで終わらない。

終始きちんとした歴史や工場機能の説明を聞きながらのクルーズ。

みんな写真に夢中であまり聞いてはいない様子でしたが、ちょこちょこと耳に飛び込んでくる情報は、なかなかに新鮮でためになるものでした。

途中で甲板に出ることも出来て。潮風でベタベタになりながらも、真っ暗な海とそこに淡く浮かび上がる工場の光は、秋の夜長の夢みたいでした。

個人的には、夜景よりも、船が楽しかったのですが。

 

夜の海、その引力を考えながら、少しみんなとご飯をして、池袋へ。

新海誠さんの作品をオールナイトで鑑賞するというイベントへ向かいます。

そう、これが本番です。

そのお話は、また別のスペースで。