最近読んだ本、というお話。

冬コミ、申し込みが完了しましたー!

GIRL/Fri.eND

 

見ての通り、新刊の名前は、私のブログタイトルと一緒です!
そうなのです……原案は師匠ですが、今回は私がメインで書かせてもらいます。
正直、気合入ってます!!

師匠といろんな構想を練りながら、原稿の合間にちょっと幸せです。(相変わらず原稿の山……。)
どうでもいいですが、毎度「忙しいですか?ちょっと手伝ってもらえますか?」から始める師匠にイラッときます。
もう古くない?

 

そんな私ですが、本、地味に読んでおりました……。
なかなか進まなかったんですけどね……。
ただ時間も経って、ディティールが落ちてしまっているので、今日はさらっとまとめてご紹介しようと思っております。

まずは桜木紫乃さんの『ラブレス』です。
直木賞受賞作の『ホテルローヤル』を読んだ後、その流れで購入。
Kindleに入りっぱなしだったものをやっと読んだ……という感じです。

『ホテルローヤル』-桜木紫乃- を、読みました。

 

現在のお話から始まり、過去にさかのぼり……を繰り返し、過去と現在がクロスオーバーして結末に近づいていくという構成。
正直、最初は過去の話がリアリティがなくてちょっと停滞してしまいました。
リアリティがないというのは、どうしてもその時代の人間ではないので、自分を重ねるように追体験ができない感じがあって、つまらなく感じたのかなと思います。
それってよくあることだとは思うのですが、何故かこの時はすごくそれが顕著に体の反応として出てしまって……なんでだろうか。

ただ、後半、私的にどんどん盛り上がって、読後感としては、すごくよかった!という感じです。

主人公って誰なのかというのが難しいところですが。
始めに語り始める現代の小夜子がそうだとすれば、その片割れ・相棒としての役割を果たす理恵が、それぞれの親である百合江と里実を小説に書こうとする事が、メタ的で面白いなと思ったり。

つまり小説内で語られる百合江と里実の物語は、あたかもこれから理恵によって書かれるであろう小説そのもののようだな、ということです。

人は自由でありたいなどというけれど、人生を取り巻く大きな力は逆らえないほど猛威をふるうことって本当に多いんですよね。
特に女って……特有の、制約があるというか。
昔に遡るほどそれって強かったので。

その中での百合江の生き方は、万人が首を縦にふるようなものではないけれど、ある意味ハイライトな印象があるのかな、と思いました。

 

 

次は、森見登美彦さんの『四畳半王国見聞記』です。

森見さんの本としては、『四畳半神話大系』を読んだのが最初です。

『四畳半神話大系』ー森見登美彦ー を、読みました。

相変わらず舞台は京都。そしてなんとなく『四畳半神話大系』とかぶるマップ。
そもそも四畳半神話大系に登場するキャラも出てきますしね。

そういう作品がリンクしている感じ、大塚英志さんの手法を思い出して私はニヤッとしちゃいます。
『四畳半神話大系』で、森見さんのパラレル的?ループ的なお話の作り方に唸っていた私ですが、それをさらに推し進めたような内容。

物語が大きな円環の中でぐるりと回って戻ってくるような特異な体験というか……。
それが妙で、今回も唸っておりました。素敵。

なによりも森見さんの独特の古めかしいような懐かしいような文体がとっても可愛らしくて好きです。

 

 

森見さんつながりで、『夜は短し歩けよ乙女』です。
ずっとずっと書かなきゃ……と思っていて、今日まで来てしまった作品。
相当ディティール落ちちゃってます……。

『四畳半神話大系』を読んだ後、日が浅いタイミングで読んでいるはずなのですが、あれ、続編!? と思ったのを覚えています。
なぜならやっぱり舞台は京都だし、『四畳半神話大系』よりもマップやキャラが『四畳半神話大系』寄りなのです。

結局は違う主人公を軸にしたお話なのですが、とてもよかった!
ヒロインである黒髪の乙女が可愛い! 本当に好き!
『四畳半神話大系』の明石さんが好きだった私としては、共通する雰囲気にもうやられました。

森見さんの描く女の子は本当に可愛いです。
なんだかひょうひょうとした中に、女の子特有の柔らかい部分が詰まっているような、そういう感じ。
汚いところが見えないからかな。
実際の女子は大変ですからね!笑

 

 

映画が人気だったヤマザキマリさんの『テルマエ・ロマエ』です。

お家ぼんやりしていたら、劇場版がテレビでやっていて、見たらもう面白くて。
その場でKindle買いして読みました!! おもしろいー!!

最近最終巻を読んだのですが。それに関しては……あれ? という感じでした。笑
まぁなんというか出落ちというか、着目点と勢いが素晴らしい作品だと思うので、そんなにネタも続かないモチーフだったんだと思います。
なので結末が微妙であってもあんまり評価には響かないというか。
このモチーフをここまで昇華したことに拍手を送りたい! そんな気持ちです。

ところで師匠は映画で上戸彩ちゃんが入った温泉に行ってきたそうですよ!
でも混浴らしいので。少くとも師匠とは行きません。絶対。

 

 

新井英樹さんの『ワールド・イズ・マイン』です。

とにかく……内臓と心臓をえぐられるような作品、という感じでしょうか……。
頭クラクラします。
でも止められなくて一晩で読みました。

賛否両論はあるんでしょうけれど、エッジで刺さるってこういうことだし、表現し切るってこういうことだと。
それにとやかく言われようが知らん、っていう精神性。
忘れたくはないなと思います。

 

 

以上、ぱっと思いつく限りに羅列してみました!!
もっと本を読む時間を作るべく……原稿に励みますっ!!


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