愚民社会【ニコ生】 を、見ました。

前記事で、2001~2007年の大塚先生の本を読んだわけですが、以前に書いたこの記事は、さらにその後の大塚英志についてのものでした。

私自身、まだ本の方は未読なので、これを気に「その後」を比較してみないとなと思っています。

まずはニコ生でその片鱗を感じることができるので、プレミアム会員の方は是非……!

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<2013年7月31日の記事です。>

Twitterのタイムラインに偶然流れてきたURL。

ニコ生『愚民社会』

大塚先生と宮台さんの対談本『愚民社会』の発売をうけて、去年放送されたニコ生の番組でした。
仕事中ながら聞きしてやろうとイヤフォンをつけましたが……とてもじゃないけどこの情報量は無理だ!と断念。
でも面白いから絶対聞いてやろうと思っていたのですが、いかんせん二時間くらいあるので、ちょっとずつ聞こうかと。

思ってたんですけど、さっき全部聞いちゃいました笑

この「愚民」というワード、実は編集部が名付けたものらしいのです。
なんでって、対談中、大塚先生は「土人」といい、宮台さんは「田吾作」という言葉をつかって、日本の民衆を批判するのです。(もちろん本の方でも)
編集部の肝の冷やし方と言ったら、それはもう心中お察しします、なわけで。

「日本は民主主義ではない」「近代をやり損ねた」という言葉などで語られていく「民衆」。
柳田国男は、第一回普通選挙の際に、有権者のことを「日本人は魚の群れ」といったそうですが、選ばれた政治家たちや、有権者・民衆の啓蒙について、希望を持っていたそうです。

ですが、やっぱりてんでダメだった!「愚民」だった!というのが、このニコ生の冒頭なわけです。
「日本はすでに終わっていた!」なんていうキャッチコピーがついてますしね、本のほうには。

ただこれに関しては、大塚先生は、
「終わったというより、日本は始まりそこねている」という事も言っておりました。
近代をやり損ねた、と同義ではあるのですが、終わったのと、「始まっていない」のは、本質的に大違いですよね。

辛辣で痛快な論説が飛び交うニコ生ですが、最後の最後に、宮台さんは
「絶望から始まる」とも言っています。
そして大塚先生は、「じゃあどうすればいいですか、じゃなくて自分で考えたら」と。

至極全く、その通りなんですけどね。

民度が低い、というところを飛び越えて、土人だ田吾作だと言われるまでに「お前ら終わってんだよ」と突き付けられている状況で、「どうすればいいんですかね」なんてボールを投げ返すこと自体が、本当に愚の骨頂なんですよね。
問題意識と考える力の無さ。
空気に左右されない「自力」ってなんでしょ、という話。

魚の群れから一人飛び出した所で、何かが変わる保証はないですが、魚群で大きな魚になったつもりでいても、本質的な強さや価値なんて手に入らないよね、と思います。

詰み本増えるので我慢しますが、この本は絶対買おうと思います。
の、誓いを込めて、こちらです。


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