気づけばもう10日もご無沙汰しておりました。
ここ数日の私の生活をここに記すまでもないとは思うのですが、それ相応の起伏もある日々でして。
こちらのブログを御覧の方にとっては周知の事実かと思いますが、会社を辞することに決めております私、最も伝えなくてはいけない人にそのお話を通し、退社を確定的なものとしました。
私はその人物を非常に尊敬しており、正直今後も一緒にお仕事はしたいなと思っている方なのですが、それとこれとはまた別の話で。
それによって私が会社に残るという選択肢はありませんでした。
しかしながら、素直にその気持ちは伝え、何らかの形で、その方とは関わっていけそうな雰囲気は作ることが出来ました。
肩の荷が下りたせいか、最近はどっと来てしまって、帰っても寝落ちの毎日でございます。
いえそれだけではありません。なんとなく食事も暴食気味ですし、どうならなんらかのストレスを感じているようです。
ただし、それが何かは分かりません!!
……昔からそんな感じです。困ったものです。ただ言えるとすれば、私、元気です。
久しぶりで前置きが長くなってしまいましたが、あなたは野球はご覧になりますか?
私は、今は見ておりません。なぜなら、テレビがないからです。
……なんだか一瞬惨めになりましたが、気のせいです。
その昔、私が秋田にいた頃は巨人ファンでした!なぜなら秋田は、巨人戦しか流れないからです。
兄と二人でよくテレビにかじりついたものです。
私が一番好きだったのは、まだ松井選手がいた頃で……。
この話、長くなりそうなのでやめましょう。
そんなこんなで最近は、めっきり野球事情に疎くなってしまった私でしたが、「楽天がパ・リーグですごいらしい」という話は聞いておりました。
「広島がAクラスで、クライマックスシリーズにでるらしい」という話も聞いておりました。
私の周りは音楽人が多いのですが、バンドマンは広島ファンが多いです。
「広島はバンドで言うならインディーズなんだ」と熱弁する友人もおり、何かしらのシンパシーを感じているようです……。
楽天と広島の日本シリーズだったら大変だなぁ、歴史的な試合になるなぁ、なんてぼんやり考えていたら、実家の兄から連絡が。
「18日のクライマックスシリーズ見に行かないか」と。
綾瀬家は家族関係は良好で、兄妹仲も良いので(自慢)私としては断る理由はありません。
二つ返事でOKしたわけですが、それがこの前の金曜日になるわけです。
はるばる友人と、車で東北道を駆け上ってきた兄と合流。
せっかくだし飲み明かそうということで、兄らに便乗してホテルを取ってもらっていたのですが、それが東京ドームホテルでした。
シングル予約だったそうですが、ホテルの都合で、何故かツインの部屋に一人……。
何この贅沢!
19階で東京の街も見渡せて、いきなりリッチな気分な私です。
その後後楽園(東京ドームシティ、っていうのかな……今は)で軽くご飯を食べ(早速飲み始め)いい頃合いでドームへ。
何時ぶりか分からないドーム。兄らは原監督の人形と写真をとってはしゃいでおります。すでにいい感じです。
一塁側に陣取った私達は、練習を見ながらスタメン発表を待ちます。
どーん!
……全然わかんない。笑
広島は梵選手しか分かりません。
肝心の巨人も、高橋由伸選手、阿部慎之助選手位しか分かりません。
村田、と聞いたら、「え、真一じゃないの?」という位です。すみません……。
でも、生で見るのは2回目なので、楽しくないはずがありません!しかも。
まったく事前情報なく訪れた私ですが、どうやらすでに2連勝しているらしく。
「運良ければ胴上げが見られる」という状況だったのです!
優勝の胴上げが見られるなんて、そうそうあることではありません。
次はいつ好機が巡ってくる分からない……!
これは否応なしに高まります!
「なんだー、結構空いてるね?」と思った東京ドームでしたが、試合が始まることにはもうびっちびち。
優勝の瞬間を待ちわびた巨人ファンと、もう後がない広島ファンの熱気で溢れていました。
試合ですが……。
ここで事細かく回を追っていくというのも、別にスポーツブログじゃないですので、思いっっっきり割愛させていただきます!!!
初回で広島に一点を奪われた時には、「ああ、広島本気だ!追い詰められて本気だ!」と戦々恐々としましたが、終わってみれば3-1で巨人の勝利。
そうです、優勝です。胴上げです!!おめでとうございます!!
もう次はいつ見られるかわからない、胴上げ。
私もよく知っている原監督が、高々と宙を舞いました。
それはもう、高々と。
スポーツ選手の胴上げはやっぱり違います。高い。そして長い!
オフィスで見る、退職者の胴上げとはわけが違います。
デスクワークのIT社員と、それが仕事のスポーツ選手を比べるのも野暮ですが、アトラクションばりの舞っぷりでございました。
インタビュー、表彰式。
そして選手が去った後も鳴り止まない応援歌。
みんなが、その栄光に酔いしれて、いつまでもいつまでもタオルを振っていました。
その後、兄が昔浦安に住んでいた頃のいきつけの「のぶし」というお店まで足の伸ばしたり、ホテル付近で飲み直したり、酔いに酔いました。
家族行事的なクライマックスシリーズ、兄妹の仲も深まり、良い酔い夜でございました。
ベットが2つありましたが、特にアクロバティックな寝方も思いつかなかったので、おとなしく片方で就寝。
読売ジャイアンツ、優勝おめでとうございました!
次は日本シリーズ、目指せ連覇!
お後がよろしいようで。